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きらめき彫刻祭とは​

 「彫刻ってなんだろう?」


 公園にある銅像だったり、仏像だったり、駅前とかにあるよく分かんないモニュメントだったりするのでしょうか。

彫る・刻むと書かれたこの言葉、”sculpture”の翻訳語として明治時代に日本で誕生しました。

当時は木彫か塑造(粘土)かと言われていた『彫刻』ですが現代ではそんなわけもなく、音や光、3Dプリントを使ったりと無限に広がる素材・技法・思考の中でフワフワと揺れています。かつて『彫刻』と呼ばれたものは今はもうありません。今、私たちがつくる美術の歴史ではしっかり前を向き進み続ける、そして時たま振り返ってみる。それがひとまず大事なんじゃないかなと。もはや現代では誰も定義できないものですが、それぞれのキュレーション・作品にとって『彫刻』がどのような存在なのか。

 「きらめき彫刻祭」は、それぞれの想う『彫刻』との関係が見え、

一挙に色々な種類の想いが感じられる、そんな芸術祭です。

きらめきポスター小.jpg

ストレンジャーによろしく実行委員会とは​

 ストレンジャーによろしく実行委員会とは2021年に東京都で設立された任意団体です。

アーティストが主催となり、アーティストによるアーティストの為の活動として芸術祭や展覧会の企画・運営を行っています。

 私たちは、アーティストの生み出す新しい価値観は芸術文化発展の礎であると考えており、そこにはアーティストの主体性が非常に重要です。しかし、現在その主体性は、長い時間をかけて形成され固定化された評価基準に左右されるものとなり、

新しい価値を生み出そうとするアーティストにとって困難な状況であると言えます。

 日本の美術業界が文化の発展を望み、アーティストと作品を扱う人達がお互いの主体性を尊重しながら対等な立場で共存共栄を図っていくために、改めてこの時代にアーティストの主体性を強く誇示していく必要があります。そしてアーティストが本当の意味で主体性を取り戻すためには活動を継続的に行い、現代のアーティストだけではなくこれからの時代を作っていく未来のアーティストまで、アーティストが新しい価値を生み出すための土壌を作ることも非常に重要であると考え、

ストレンジャーによろしく実行委員会は活動を続けています。

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