Kirameki Art Festival
ホーム | LIBRE_キュレーター_アーティスト
8/ LIBRE
会期: 2/10(土) ~ 2/25(日)
休館日: 2/15(木)、22(木)
開場時間: 11:00~18:00
住所: 東京都文京区根津2-29-4
会場について
大きな窓が印象的なギャラリー。一階は奥行きがありバーカウンターが伸びている。突き当りは吹き抜けとなっており、光が降り注いでいるきれいな空間。二階にも穏やかな時間が流れており、とても落ち着いた居心地の良い空間となっている。夜は1階で日本酒を吞みながら楽しめる「酒壺しずく」が営業されている。
『Animal Trail』
「見たらわかる」とされがちな具象彫刻だが、本当に見ただけで「わかる」のだろうか。作家の数だけモチーフの解釈があり、インプット、アウトプット共に多様である。何の素材を使い、どの様に表現するか。そこには作家としての「生き方」に伴い生まれた感覚や工夫や努力、感性が絡み合うのは必然である。
何もない荒野から始まる作家の道。生きていくための術は、歩みの為に必要だ。
新たなものが次々と出現しては忘れられていく今、情報の新陳代謝のスピード感に対して彫刻という一見スローなメディアで、どのようにして食らい付き、表現し、生き抜いていくのか…
本展は、独自の形と生き方を創造する作家を集めた「みたらわかる」の先を紐解く展覧会である。
キュレーション|佐野 藍
アーティスト|佐野 藍、瀬戸 優、萩原 亮
佐野 藍 SANO Ai
1989年東京生まれ。2016年東京藝術大学大学院美術研究科彫刻專攻修了。大理石の質感や質量の持つ存在感を用いてドラゴン・幻獣等目に見えないものを結実させる。また、大理石のポテンシャルである色・柄・質感で徹底的に遊ぶ様に展開しているPython シリーズではプリミティブな美を追求し続けている。【主な過去の展覧会】「佐野藍個展 アルビオンの陽」アートフェア東京2019(東京、2019)「佐野藍個展 Image Combing」Gallery花影抄(東京、2022)「佐野藍個展 CAT LINKS」PENNY LANE GALLERY(東京、2023)【ワークショップ】「未知っち、見ちっち(古生物学者真鍋真×佐野藍対談)」大分県立美術館(大分、2021)「時を超えて出会う 自分だけの石(カタチ)」東京都現代美術館(東京、2023)
Webサイト:https://www.aisano.studio/
『アルビナリリー』
2023年
撮影|Kenji Agata
瀬戸 優 SETO Yu
1994年神奈川県小田原市生まれ。 2020年東京藝術大学大学院美術研究科彫刻專攻修了。自然科学を考察し、主に野生動物をモチーフとした彫刻作品を制作する。彫刻の素材であるテラコッタ(土器)は作家の触覚や軌跡がダイレクトに表面に現れ、躍動感のある作品となっている。【主な過去の展覧会】「瀬戸優展 月を知る」四季彩舎(京橋、2018) 「瀬戸優展 水源」アートフェア東京2019(有楽町、2019)「瀬戸優展 mother star」四季彩舎(京橋、2020)「瀬戸優個展 The ERATH KEEPERS」MEDEL GALLERY SHU(有楽町、2020)「瀬戸優展 MOVEMENT」GINZA SIXアールグロリュー(銀座、2021)「Yu Seto Exhibition Flyer's high」sequence MIYASHITA PARK(渋谷、2022)「Yu Seto Exhibition CIRCULATION」Bunkamura Gallery(渋谷、2022)「瀬戸 優 AGING GRAVITY」IDEE TOKYO (東京、2023)
Webサイト:https://www.yuseto.com/
『月を知る-ライオン-』
2021年
撮影|Sachihiko Koyama
萩原 亮 HAGIWARA Ryo
1985年神奈川県生まれ。2013年東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。2021年横浜美術大学非常勤講師。
「人は対象の何を見てそのものらしさを感じるのか」をコンセプトに、現在は主に動物をモチーフに3DCGを用いて制作。立体を構成する無数の稜線の中から、形の本質を捉えた最小限の線を抽出し、バーチャル上のxyz座標に配置することで立体を構成している。【主な展覧会】「Future Artists Tokyo Satellites 2022-SHIP-」Hareza池袋(東京、2022)「D-art,ART 2022」松坂屋名古屋店(愛知、2022)「GINZA ART FESTA」松屋銀座(東京、2023)
Webサイト:https://ryohagiwara.com/
『Retopology: Cat01』
2023年